初期の光回線の普及と共に…

家庭のインターネット環境も光回線が6割を超え、主流になりつつある今日このごろ。一時期はフレッツ光を利用している家庭に「〇〇光にしませんか」「速くなります」「お安くなります」「キャッシュバックもあります」等と電話勧誘が激増しました。

しかし実際に契約すると、それほど速くなかったり安くならなかったりして、解約を申し出ると「違約金がかかります」と言われた…といったトラブルが多くありました。

その後、 「初期契約解除」という「契約書面が届いてから8日間は解約ができる」制度が施行され、徐々に光回線乗り換えのトラブルは落ち着きつつあるように思われました。

電話勧誘トラブル再燃か

ところが、ここにきて光回線乗り換えトラブルがまた増えています。

最近多いのは正面切って「〇〇光です」と勧誘するのではなく、「auです」とか「J:COMです」等と今使っている回線事業者を名乗って「ネットがもっと早くなる・安くなる」とグレードアップするかのように言ったり、「ネットの部分だけ機械を替える工事が必要になった」等と事業者側の事情で変更や工事が発生するかのように思わせるトークが多く見られます。

しかし実際は今契約中の回線とは全く違う事業者の回線に乗り換えることになっており、しかも最初の2か月だけ無料のオプションサービスが大量に付けられていたりします。

工事も実際には回線の引き込みが必要になる大がかりなもので、5万円ほどの工事費がかかる場合もあります。

気付かないまま契約事業者が変更になってしまい、3か月目に高額な請求がきて「おかしい。解約したい」と申し出ると工事費+解約違約金も加えて10万円ほどの料金精算を求められることになります。

ADSL終了との関係性は?

ここ最近は「ADSLという通信方式が廃止になるからお宅のネットも電話も使えなくなる」という話をし、契約へと話を進めるパターンが増えています。

ADSLと聞いて懐かしいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、古い方式の通信技術のことで、実際に2024年3月までにほぼ全ての地域で廃止されます。ただ、今現在(2019年11月)から約4年間時間がありますので落ち着いて様々な会社のサービスを比較してみて、焦って契約しないことが大切です。

その場でOKの返事をしちゃダメ

電話の勧誘はトラブルになった時に「言った」「言わない」で揉めやすく、結局は契約書面に書いてある規約に沿って解約せざるを得ない事態になります。

電話勧誘をしてくる業者は代理店なので、契約を取るために悪質なトークをする場合も往々にしてあるようです。

トラブルを避けるために次のようなことに気を付けましょう。

①名乗った業者名が本当とは限らないと警戒する(嘘をついて会社名を詐称している)

②本当に安くなるかはそれぞれの契約状況で一概には言えないので、資料を送ってもらう・HPで確認する等して自分が今払っている料金と比べる

③乗り換えには工事費や前の契約先への違約金等が発生することがほとんどでトータルでは費用が余計にかかることが多いので、そもそも今の回線を変える必要がなければ早めに毅然と断って電話を切る

もし、うっかり契約すると返事をしてしまったり、返事をしたつもりがないのに契約の書面が届いたら、すぐに事業者に解約の連絡をしましょう!

8日間の初期契約解除もできますし、工事前なら費用の負担なくキャンセルに応じられることがほとんどです。詳しいことはお住まいの地域の消費生活センターに相談すると安心です。

最新情報をチェックしよう!